画像:ワチェ
ガーナの涼しい朝は、揚げたてのパンの香りから逃げられません。
ガーナにいると、ポリエン袋に入ったスープを持っている人をよく見かけます。
その中に入っているのは「フッサ・ココ」です。ジンジャーなど、いくつかのスパイスが入っています。
離乳食や朝ごはんとしてポピュラーです。揚げたてのパンと一緒にいただきます。
この組み合わせはタンパク質、炭水化物など、栄養素が豊富です。甘いのが好きな人には、
フッサ・ココに牛乳や唐辛子を加えるアレンジもおすすめです。
他に朝ごはんで人気のあるのはワチェです。ワチェの豆ご飯に、
トマトシチュー、そして「シト」と呼ばれる辛いソースをミックスして食べます。
「シト」とは、「食べる鰹節」みたいなものです。乾燥した魚とエビの粉末を各種スパイスと一緒に油で煮込んだものです。
最近では、配送料はかかりますが、配達をしてもらえます。
朝からガッツリ食べたい人には、ケンケがおすすめです。
ガ族の食べ物で、練ったトウモロコシ粉をトウモロコシやバナナの葉で蒸して発酵させたものです。
すり潰した唐辛子(ぺぺ)や、シト(小魚や小エビが効いたガーナの調味料)、フライドフィッシュと食べるのが一般的です。
ブランチとして食べる人もいます。
若い人たちに人気があるのが、「ゴベ」です。これは、ガリ(キャッサバを粉状にしたもの)と豆をあわせたものです。
このシチューは、プランテーン(食事用バナナ)やフライドポテトと一緒に食べます。
カラウェリーはガーナのスパイシーなストリートフードで、
皮を剥いてさいの目に切ったプランテーンに少量の水で溶いたスパイスミックスを入れ、よく混ぜて油で揚げます。
ピーナッツを添えていただきます。
揚げた鶏肉を道端で売っている人もいます。辛いものが苦手なら、手元に水を用意しておきましょう。
夜に人気のある揚げた豚肉は脂肪分が多いので、あまり身体によくないと言われています。
夜ご飯に一品増やしたいときなどに、購入されます。若い男の人たちがよくパーティーのために買います。
今、ガーナのどこにでもインド人の売り手がいます。
野菜、麺、卵、唐辛子、スパイス、コンビーフ、鰯の入った麺を売っています。
いつでも新鮮で熱いうちに食べることができます。子供や大人に人気です。
ガーナは食べ物になると退屈することはありません。自分に合ったものを見つけることができます。